歴史
当商店街の歴史は古く、東海道五十三次、京の起点として栄え、「池田屋騒動跡」や幕末の志士達が徘徊した史跡などが点在しています。
土地柄、宿屋と土産物屋の街として永きに渡り発展してきましたが、時代とともに宿屋は1軒2軒と姿を消し、それとともに土産物屋も数を減らしていきました。現在では飲食店、物販店、テナントビルが立ち並ぶ「京のお入口」として街の活性化に取り組んでいます。
商店街は昭和32年に結成されて以降、昭和63年にレトロ調で話題を呼んだ街路灯の建設や一時途絶えていた「時代祭」の順行路を三条小橋に誘致し、年に1度イベントを開催しています。また、平成6年3月には、三条大橋西詰に東海道の西の起点のシンボルとして「弥次さん喜多さん像」を設置し、御影石を使用し道路舗装を行いました。
さらに平成15年秋より「新選組」にちなんだイベントの開催や「池田屋騒動殉難者供養祭」を取り行うなど幕末の歴史にページを刻んだ人々に思いをはせている。
また、近年では安心安全の街づくりを推進すべく、商店街内に24時間使用できる「AED」を設置し、犯罪を未然に防ぐべく、防犯カメラ14基を設置・稼動しています。商店街をご利用になるみなさんのお買い物空間として、「歩いて楽しい街づくり」を加盟店一丸となり取り組んでいます。
三条小橋商店街 町定
わたしたちは、京の都の玄関口としての歴史と文化の蓄積を大切に守り、まちに住み、働き、集うすべての人が力を合わせ、「訪れてよし、働いてよし、住んでよしの住んでよしの三条小橋」を目指して、ここに三条小橋商店街 町定」を制定します。
平成17年2月 三条小橋商店街復興組合